どうも、管理人のTMOです。本日はボクがホームトレーニングで使用しているIROTEC(アイロテック)ラバーダンベルの1年間使用レビュー綴っていきます!
禁煙と同時に始めた筋トレですが、お陰様で今でも継続できています。
ボクはジムやパーソナルに通っている訳ではなく、家でのホームトレーニングだけなので、家に最低限の道具を揃えています。(家の近くにジムがない)
その中でも悩みに悩み抜いて選んだのが今回紹介するIROTEC(アイロテック)ラバーダンベル60KGセットです。禁煙と一緒に筋トレをスタートさせたので、使い始めて1年が経過しました。
ダンベルは1度購入したら、10年単位で長く使い続けるものなので、色んな情報を見た上で気に入ったものを購入した方が良いです。どれを購入しようかお悩みの方は是非この記事も参考にしてみて下さい。
本記事では、『 IROTEC(アイロテック)ラバーダンベル60KGセット 』をボクが選んだ理由や商品構成と特徴、良かった所とイマイナな所など、実物写真を交えながら紹介していきます。
IROTEC(アイロテック)ラバーダンベルを選んだ理由
ダンベルって言葉を聞いた時に皆さんはどんなものを思い浮かべますか?
最近はフィットネスブームもあってダンベルと一口に言っても様々な形、機能、値段のダンベルが販売されていて、どれを選んだら良いのか悩みますよね。
値段も1~2万円程度で買えるものから、5万円以上出さないと買えないものもあります。
だから自分の要望をはっきりさせないと、いつまでも買えなかったり、思っていたのと違うものを購入してしまって後悔したりすることになります。
筋トレ初心者のボクが初心者なりに決めていた条件は以下の通り。
- 出しても2万円くらいまで
- 床が傷つきづらい
- 60KGセット
YouTubeでちょっとお洒落な可変式ダンベルとかを頻繁に紹介していた時期だったので、可変式ダンベルが欲しい気持ちもあったんですけど。
割と名の通ったメーカーのものだと片側4〜5万円くらいだったので一瞬で諦めました。
可変式ダンベルを選べないと選択肢がグッと狭まります。
色々調べましたが、そもそも床を傷つけないっていうニーズを満たすダンベルなんてラバーが付いたタイプのダンベルしかなかったので、カテゴリー的にはラバー付きダンベル1択になりました。
ダンベルメーカー別価格比較
ラバー付きダンベルのメーカー比較すると下表のようになるんですが、ボクが購入したIROTEC(アイロテック)ラバーダンベル60KGセットが値段的には1番高いです。
ラバー付きのダンベルを作ってるメーカーは3つ(アイロテック、ファイティングロード、リーディングエッジ)くらいしかないので、価格やレビューの比較にそんな時間は掛かりません。
悩んでいる人は一通りAmazonや楽天とかの商品ページを見てみましょう。
メーカー | IROTEC(アイロテック) | ファイティングロード (FIGHTINGROAD) | リーディングエッジ |
カラー | 赤色のみ | 赤色のみ | 赤/黒の2色 |
プレート 種類 | 5KG×8枚 2.5KG×4枚 1.25KG×4枚 | 5KG×8枚 2.5KG×4枚 1.25KG×4枚 | 5KG×8枚 2.5KG×4枚 1.25KG×4枚 |
主な 取り扱い サイト | Amazon 楽天 Yahooショッピング | Amazon 楽天 Yahooショッピング | Amazon 楽天 Yahooショッピング |
価格 | 20,900円 (Amazon価格) | 18,160円 (Amazon価格) | 18,150円 (Amazon価格) |
ダンベルメーカー別レビュー比較
単純に1番安いものにしても良かったんですが、やっぱりレビューを見るとアイロテックが1番評価が高くて、それがアイロテックに決めた一番の理由。
3社のAmazonでのレビューを比較すると、アイロテックは★4~5の割合(86%)が一番高く、且つ、★1~2の割合(5%)が最も低いです。
(※21年12月時点の3メーカーのAmazonレビューは下表の通り。)
どのメーカーのダンベルを選んだとしても2000〜3000円の差です。
10年使うと考えれば、年間200〜300円の差しかないので、明確に自分が欲しいと思ったメーカーのダンベルを買った方が後悔がなくスッキリした気持ちで使い続けれますよ!(自分の目で商品を比較する事が大事です。)
IROTEC(アイロテック)ラバーダンベルの商品紹介
結局、1週間くらい悩んだ末にIROTEC(アイロテック)ラバーダンベル60KGセットをボクは購入しました。
商品バリエーションで言えば20KGセットとか40KGセットもあるんですけど、ボクは最初から60KGセットしか考えていませんでした。
20KGセットは明らかに重量不足ですので最初から選択肢から除外。
そうなると40KGにするか60KGのどちらが良いのかを考えることになります。
そこで40KGセット(片側20KGですよ)が物足りないなくなって20KG分のプレート類を追加する事を考えたんですが。
実は、40KGセットに20KGを足すのには60KGセットを買い直すのと同じ費用が掛かるんですよ。
40KGセットに20KG追加する場合、単純に5KGプレートを4枚追加すれば良い訳じゃないんです。
バーベルシャフトの長さが40KGセットは40cm、60KGセットは45cmで、60KGセットの方が少し長いんです。
40cmのバーベルシャフトに60KG分のプレートを付けれない事もないですが、カラーが取れる危険性があります。
プレートが落下して怪我する可能性もあるのでやめた方が良いです。
結果、諸々を買い足して60KGセットと同じにするには5KGプレート(3000円)×4枚=12,000円と45cmバーベルシャフト8,000円、合計20,000円が必要になります。
実際、1年も経たない内からダンベルベンチプレスは片手22.5KG上げれるようになってきたので、60KGセットで正解でした。
40KGセットだと胸トレとかの重量がこなせる種目だと重さがすぐに足りなくなります。
買い直すのが勿体ないのでボクは60KGセットを購入する事をオススメします。
セット内容
少し年季が入り始めてますが、こちらがボクの愛用ダンベルです。
並べると結構ボリュームがあります。
これだけのプレートがあるので様々な重量へ変えて使用する事が出来ます。
2.5KGづつ変更できるので、便利です。
慣れてないと、最初はどのプレートを何枚付ければ何KGになるか分かりずらいと思いますので60KGセットのプレートの組み合わせで作れる重量早見表を作成してみました。
但し、32.5KG以降は片側のみで作れる重量です。
片手重量 | プレート構成 |
2.5KG | シャフト2.5KGのみ |
5KG | シャフト2.5KG+1.25KGプレート×2枚 |
7.5KG | シャフト2.5KG+2.5KGプレート×2枚 |
10KG | シャフト2.5KG+1.25KGプレート×2枚+2.5KGプレート×2枚 |
12.5KG | シャフト2.5KG+5KGプレート×2枚 |
15KG | シャフト2.5KG+1.25KGプレート×2枚+5KGプレート×2枚 |
17.5KG | シャフト2.5KG+2.5KGプレート×2枚+5KGプレート×2枚 |
20KG | シャフト2.5KG+1.25KGプレート×2枚+2.5KGプレート×2枚+5KGプレート×2枚 |
22.5KG | シャフト2.5KG+5KGプレート×4枚 |
25KG | シャフト2.5KG+1.25KGプレート×2枚+5KGプレート×4枚 |
27.5KG | シャフト2.5KG+2.5KGプレート×2枚+5KGプレート×4枚 |
30KG | シャフト2.5KG+1.25KGプレート×2枚+2.5KGプレート×2枚+5KGプレート×4枚 |
32.5KG | シャフト2.5KG+2.5KGプレート×4枚+5KGプレート×4枚 |
35KG | シャフト2.5KG+1.25KGプレート×2枚+5KGプレート×6枚 |
37.5KG | シャフト2.5KG+2.5KGプレート×2枚+5KGプレート×6枚 |
40KG | シャフト2.5KG+1.25KGプレート×2枚+2.5KGプレート×2枚+5KGプレート×6枚 |
42.5KG | シャフト2.5KG+5KGプレート×8枚 |
プレート
プレートは『iROTEC』マークがシルバーで入っていて、赤色のラバーとの相性も良くてカッコいいです。
1週間に2~3回の使用頻度ですが、やはり1年間使うとシャフトが接触する穴の周りの塗装?メッキ?が剥がれてきています。
メッキの剥がれもそんなに気になるほど酷い訳でもないので、今のところ不満はないです。
ラバー
使用前に中性洗剤で洗浄した方が良いです。ラバーの洗浄については詳細を後述してますので記事を飛ばしたい場合は、ココからどうぞ。
ラバーは、最初にプレートへはめ込むときが一番の難関です。
すぐにラバーが外れないように安全面も配慮して一度はめ込んだら中々取れないようにピッタリのサイズに設計されています。
なので、プレートにはめ込むのもピチピチなのでひと苦労。ラバーをプレートに装着するだけでトレーニングになりそうでした。
ラバーも1年間使用すると擦れた跡とかは付いてきますが、特に破れなどもなく使えています。
シャフト
シャフトだけで2.5KGあるので、トレーニングを始めるときの準備運動とかはシャフトだけを持って肩を回したりしています。
そんなに手が大きい人でなければ、サイズ的にも問題ないかと思います。
滑り止めの表面のザラザラも起伏がそこまで大きくなく、素手で持っても痛くないです。
カラー
カラーは、ワンタッチで装着できるものを後から購入して使っているので、付属されていたカラーは現在は使用していないです。(付属のカラーを使用していない理由については、後述しています。記事を飛ばしたい場合は、ここからどうぞ。)
裏面にゴムパッキンが付いており、しっかりと固定できそう。
買ったばかりの頃は、付属のカラーを使用していましたが、ゴムパッキンがガッチリ締め付けてくれるので取れることはなさそうな印象です。
ただ、ボクはあまりにも重量変更のたびにカラーを回して交換するのが面倒になって、付属のカラーを使用しなくなりました。
IROTEC(アイロテック)ラバーダンベルの良い部分と悪い部分
使用してみると、良い部分とイマイチな部分、両方を肌で感じます。
手放しに全ての部分が素晴らしいという訳でもないので、ボクの私見にはなりますがそれぞれについて気付いた点をまとめてみました。
良かった部分
まずは、アイロテックの良い分から!
見た目がカッコイイ
実際に使ってみて最初に思ったのは、赤色がトレーニングスペースのアクセントになって単純にカッコイイ!
ダンベルが届いてからは見るたびにテンションが上がって筋トレが全然嫌じゃないというか、むしろ使いたくて筋トレやりたがりになりました。
筋トレはトレーニング時の気分も大切な要素なので、気分良くトレーニングできるダンベルの方がモチベーションも上がって良いですよ。
置く時の音が静か
ラバーがしっかりしていて、機能面でも床へのダメージも少ないと思うし、意外だったのが置く時の音とかもラバーが付いてた方が響かないです。
下のお宅への騒音対策にもなるので気に入ってます。
ちなみにボクは戸建(持ち家)なんですが、二世帯住宅で下の階に親が住んでいるので、音対策は少し気を遣ってました。なのでダンベルを床に置く時に静かなのは嬉しいポイントでした。
足に落としたりぶつけた時に怪我しづらい
トレーニング中ってプレートを何度も付け替えて、使わないプレートを色んな場所に置いたままにしがちです。
置いたのを忘れてよくプレートに躓くんですけど、爪が割れたり流血は今のところしてないです。
金属で固く重いので、ぶつければそりゃ痛いですが。
体感は個人差があるかもしれませんが、ラバーが良い具合にクッションになって怪我には至っていない気がします。
細かい観点かもしれませんが、こういった何気ない利便性を感じる事ができるのは嬉しいポイントですよね。
大きな不便さを感じない
1年間使ってみましたが、もう使いたくないって思うような部分が今のところ見当たりません。
これこそ、本当に良い部分です。
ほぼ毎日使うものなので、使いたくないって気持ちにまでなってしまうと筋トレそのものから遠ざかってしまう可能性もあるので、不可のない事は重要です。
使う側が不便さを感じないように良く作り込まれている商品だと思います。
イマイチだった部分
次はアイロテックのイマイチな部分です。
使用前にラバーを洗う必要がある
※洗浄する場合は、プレートにラバーを装着する前に行って下さい。
アイロテックのラバーは送られてきた時点では劣化防止のための油か何かがついています。
触るとヌメヌメしているので、すぐに分かると思います。
説明書に書いてあるんですけど、中性洗剤で洗えば落ちるみたいなのでボクは届いたその日に洗いました。
60KGセットだとプレートの数も多いので、洗うのもひと苦労です。
場所も結構とるし、台所だと衛生的に心配なので風呂場でボクは洗いました。
乾燥させることまで考えると、この作業がなかなか面倒臭いんですけど、1回洗えばちゃんと落ちるので最初だけです。
面倒臭いですが、最初だけなんでボクは許容範囲の作業でしたが、中には洗わずに使う方もいるみたいなので、人によってはそこまで神経質に考えなくても良い問題なのかもしれません。
最初はバリ対策が必要
ダンベルは金属加工品なので、バリが残っている場合があります。もしくは微細な金属片が付着している場合もあります。
バリとは、材料を加工する際に発生する突起。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/バリ_(加工)
レビューを見てアイロテックのものは他の2社と比べてバリで負傷した人の書き込みが少ない印象だったのもあって購入したんですが。
使い始めた初日に手のひらに『チクッ』とくる感覚があって、思い返せばバリ(微細な金属片)だったんだなって思います。
でも怪我とかはなかったので良かったんですけど。
いくらAmazonとかのレビューでバリについての記載がなくても、最初からちゃんと対策するべきだったなと反省してます。
それから除菌シートで一通り拭いたり、使用する時はトレーニング用グローブをしっかり付けてからダンベルを扱うようにしました。
滑り止めによる落下防止対策が取れるので、1人でトレーニングするホームトレーニーの場合、安全のためにもグローブはした方が良いですよ。
開封後はしっかり掃除機を掛けて雑巾で床を吹いておいた方が安全です。
カラーの脱着が面倒
付属のカラーはネジみたく回して取り付けるタイプなんです。
高重量の場合はそこまで回さなくても固定できるので面倒に思いませんが、プレートを1枚しかつけない場合はめちゃくちゃ回さないといけないです。
ドロップセットでのトレーニングなどで重量変更を頻発する場合、カラーの脱着に時間が掛かってかなりストレスに感じます。
ボクはトレーニング時のモチベーションを高めることが継続や効率に繋がると考えていますので、ここは付属のカラーを使わずにワンタッチで付け替えができるカラーにすぐ変えました。
カラーを変える事でトレーニング効率が全然違ってきます。格段に向上します。
カラーも様々なタイプのものがありますが、こだわりがなければ1000~2000円くらいで買えるものでも機能的には問題ないですよ。
ダンベルシャフトが長い
そこまでの不便さは感じないですが、プレートが少ない時はかなり張り出すので扱いに気を遣います。
ベンチに座ってアームカールする時とかは引っかからないか気になる時もあります。
でも、操作軌道を気をつけて扱っているからなのか、どこかに引っ掛けた事は今のところないです。
あと結局は慣れの部分も大きいので、ダンベル操作に慣れてきてからは長さについて考える事もなくなりました。
慣れて気にならなくなるくらいなので、そこまで気にする必要はないかもしれないです。
60KGセットのダンベルシャフトの長さは45cmですが、40KGセットのダンベルシャフトは40cmです。
IROTEC(アイロテック)ラバーダンベル60KGセットのまとめ
今回はIROTEC(アイロテック)ラバーダンベル60KGセットを1年使用してみてボクが感じた良かった部分やイマイチな部分を中心にお話させてもらいました。
いくらレビューが良くても使ってみるとイマイチな部分もあります。
それは、ファイティングロードやリーディングエッジも同じくイマイチな部分があると思います。
大切なのはイマイチな部分と差し引いても継続的に使い続けられる商品なのかどうかです。
今回の記事がダンベル難民の皆さんの参考になれば幸いです。
最後に大事な事を書いておきます。配達は時間指定した方が良いですよ。重いので。。。
ではでは。
筆者:TMO
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