どうもTMOです。
本日は、32歳にして転職を3回経験し、キャリアップ、そして年収アップ(+200万円以上)を勝ち取ってきたボクだから伝えられる20代での転職におけるエージェント利用の感想と落とし穴について伝えていきます。最初に結論から言うと、エージェントの利用はオススメできません。では、その理由について今回は話していきます!
なぜ転職しようと思っているのか
今このページを開いて読んで下さっている皆さんはきっと、若くしてすでに転職を志している人だと思います。(あとは、少し仕事や人生に悩み始めている人ですかね?)
なので改めてワタシから話す必要はないと思いますが、一般的な転職したい理由をまとめると以下に集約されると思います。
- 年収アップ
- サビ残やパワハラなど悪い職場からの解放
- 今の人間関係からの解放
- 通勤距離を短くしたい
- 今の会社よりも大きい会社で働きたい
お金が欲しいというのは言わずもがな、ですけど今の時代は労働環境や人間関係、家庭環境など転職の動機になる理由が多様化しています。
そして、その自分が変えたい部分をしっかりと転職によってつかみ取って、更に他の部分も底上げできるような転職を行う事ができた人って、実際には多くはいないのが現状です。
特にまだ社会経験も浅い20代の転職になると、最初に自分が思い描いていた転職先じゃなかったけど、そこしかなくて仕方なく転職したってパターンも結構多いんですよね・・・ワタシの周りもそんな若者であふれています。
そらそうですよ、もしもブラック企業に勤めていたり、嫌な人間関係に悩まされていたら、まずはそこから抜け出すことが転職目的になってしまいます。
だからキャリア形成を意識した転職って難しいですよね。
転職先の探し方
同じように時間を掛けて転職するにしても、自分のキャリアと向き合って、自分の意志を強く持つだけで結果は変わってきます。
転職する時のルートって大きく分けると以下のパターンがあります。
- 転職サイトで求人応募する
- 転職エージェントの紹介で求人応募する
- スカウトサイトの紹介で求人応募する
- 直接企業からヘッドハンティングされる
この中でワタシが1番イマイチだなって感じた転職ルートは、実は今の時代で凄く宣伝されている転職エージェントやスカウトサイトを利用した転職です。
人それぞれ感じ方やエージェント利用した時のゴールが違うと思うので絶対にエージェント利用する事が間違っているとは言いきれませんが、、、
でも、まだまだ社会人経験やスキルが不足している若い世代のエージェント利用はそこまで自分へのメリットを最大化できるツールだとはワタシの経験では思えなかったです。
転職エージェントを利用した感想
ワタシは32歳にして、これまで3回の転職を経験して、しっかりとキャリアアップ、年収アップ、労働環境の向上ができています。(ワタシの転職履歴はプロフィールからご覧下さい!)
そんなワタシも2回目と3回目の転職ではエージェントを利用した転職活動を1番最初の取っ掛かりでは行ないました。(結局、エージェントを経由した求人応募はしませんでしたが。)
転職エージェントの方と話していて凄く感じたのは、エージェントの人はやっぱりビジネスとしてエージェントをやっているということ。
今までの人生を振り返ると、、、中学や高校、大学で進路相談や就職相談なんかを学校の先生や進路指導員から受けてきた事がありますよね?
そういった指導してくれてた人も仕事の一環で業務として対応してくれていましたが、何件こなしたから幾ら貰えるっていう仕事ではないので、結構親身になって考えてくれる人もいますし、より良い選択を生徒がすることにやりがいを感じている人も多いと思います。
でも転職エージェントは、あくまで転職が成約したら1件あたりの報酬を企業からバックされる業態なので、いくら綺麗事を並べても根底では短い時間で転職を成立させて、成立件数を多く稼ぎたいというマインドがあります。それは仕方ないですよね。
そうなると当然、転職志望者と面談をしてより採用されやすい転職先を紹介して短期間で転職を成立させようとしますよね?
ワタシはキャリアアップとしてTire1自動車部品メーカーから完成車メーカーへの転職しか考えていなかったんですけど、転職エージェントからは現職と同じTire1メーカーやTire1メーカーの中でも条件が現職より落ちる会社を紹介されたりしました。
参考にワタシが3回目の転職でエージェントから紹介された企業は以下の通り。
(全部条件がダウンします…)
会社名 | 会社規模 | 条件 |
A社 | 2部上場 売上高1000億円 | 担当職、年収500万円 |
B社 | 1部上場 売上高7000億円 | 担当職、年収500万円 |
C社 | 非上場 売上高500億円 | 担当職、年収450万円 |
当時のワタシは1部上場企業(売上高8000億円)で係長となり、年収も550万円弱いただいていました。転職するなら当然キャリアアップと年収アップを目的としていたので、自分の条件を落としてまで転職したいとは思いません。
正直、今の職場から一刻も早く逃げ出したいときしか選ばない条件ですよね。
転職する上で難しいのは会社規模、給与水準を上げることです。
だけど、エージェントからは色々な言葉を掛けられてキャリアダウンする企業や年収ダウンする企業を勧められます。
なぜならば、この2つを転職志望者が諦めてくれれば転職先が簡単に見つかるからです。
エージェントも成約件数を稼ぎたいので、もし条件がダウンする企業でも紹介して、相手が納得して転職てくれれば報酬が入ってくるので当然紹介はします。
私が転職先を探した方法
転職エージェントから紹介される求人は転職が成功しやすい企業ですが、ワタシが希望する転職先は新卒入社でも難易度の高い企業、そして希望年収と役職が折り合う会社です。
ご縁かもしれませんが、2回目、3回目の求人でも一般的な求人サイトから自分の希望とマッチした企業、職種の求人を探して応募しました。
年収や役職待遇は、これまでの自分の職歴を職務経歴書でしっかりと書いて正当性をアピールします。
結局は、自分の働きたい会社に応募して、自分が希望する条件にいかに合致した人間であるかを主張できれば採用されます。
ハイクラスな求人を求めている20代の皆さんは、きっと今の仕事に物足りなさや今以上の業務環境を求めている人だと思うので、これまで自分がやってきた仕事をしっかりとアピールできると思います。
自分の能力を志望する企業に対して表現することさえできれば、転職エージェントを活用する必要なんでありません。
転職マインド
ワタシが皆さんに転職するうえで知っておいて欲しいことは、1つだけです。
それは自分の意志を曲げずに突き進むこと。
人生はすべて自己責任です。結果はすべて自分の行動に起因しています。
なので、誰かの言葉に左右されて選択しているようでは、自分の理想とする道は切り拓けません。
自分が30歳、40歳、50歳、そして老後を迎えるときにどういう道を歩んでいきたいか、どんな人間になっていたかを具体化できるのは自分しかいません。
自分のなりたい未来を具体的に想像し、その将来像に向かって自分の足で歩いていく心構えが必要です。
エージェントを利用して情報収集したり、きっかけにするのは良いかもしれませんが、自分が転職すべき会社選びは自分の考えをしっかり持って選択すべきだと、ワタシはこれまでの転職を通して実感しました。
皆さんも自分の人生は自分で切り拓く気持ちで転職に臨んでいきましょう!
筆者 TMO
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